皆さんこんにちは。
SEIYAです。
新型コロナウイルスが猛威をふるい始めてから2年以上、
未だに完璧に収束とはいかない中、
また新たに人類の脅威となりそうな病気が流行し始めました。
それがサル痘です。
既に欧米では感染が広がっていて、
パンデミックになりつつあります。
今回はコロナの次に流行ると言われている
サル痘の症状や感染経路、
さらには致死率やワクチンなどの情報をまとめていきます。
サル痘について気になる方は是非ご覧ください。
サル痘の症状は?
欧米では既に流行り始めているサル痘。
症状はどのようなものなのでしょうか。
以下がサル痘の症状だそうです。
サル痘に感染してから
5-21日間(平均12日間)の潜伏期間を経て、
発熱、強い頭痛、リンパ節の腫れ、
筋肉痛、強いだるさで発症します。発症から1-3日後には
引用元:https://www.forth.go.jp/
水疱(みずぶくれ)が顔に出現し、
やがて全身に広がります。
水疱は顔以外では
特に手のひらや足の裏にできやすく、
口の粘膜や眼、生殖器にも出現します。
サル痘は単純に言えば体に水ぶくれができる病気です。
水疱瘡に似た症状を引き起こします。
画像もあるのですが、
見る人によってはグロテスクに見えそうなので
この記事での掲載は控えます。
気になる方はご自身で調べてみてください。
感染経路は?
サル痘への感染経路はどのようなものなのでしょうか。
”サル痘”という名前がついているくらいですから、
サルからの感染によるものなのかなと思いましたが、
自然界での宿主はげっ歯類だそうです。
げっ歯類というとペストのイメージが強いですが、
サル痘の媒介者にもなるようですね。
(サル痘の名前の由来は、
最初のこのウイルスが発見されたのが
サルからだったからだそうですよ。)
サル痘に感染した動物に
咬まれることにより感染するそうで、
人から人への感染は稀とされていますが、
今の状況を踏まえるとそうでもないような気もします。
感染者の飛沫や体液、
水ぶくれの部分に触れることにより感染するそうです。
このウイルスがあるのは主にアフリカですが、
市中感染の可能性もあるようですので、
気の抜けない病気となっていますね。
サル痘の致死率は?
感染力がある程度ありそうな今回のサル痘。
致死率はどれくらいなのでしょうか。
一般的にサル痘の致死率は1%~10%とされています。
振れ幅が少しありますが、
この数値は高いのか低いのか。
分かりやすいように
新型コロナウイルスの致死率と比較してみます。
新型コロナウイルスがピークを迎えた時期の
日本国内での致死率は5.41%、
直近の2022年5月は0.36%だそうです。
こうして比較してみると、
新型コロナウイルスよりも致死率は高い
ということになりますよね。
まだ新型コロナウイルスほど猛威をふるっていないものの、
非常に怖い病気であることが
お分かりいただけるかと思います。
特に子どもや免疫不全の基礎疾患をおもちの方は
重症化しやすいようですので注意が必要です。
また現在治療薬もないそうで、
開発が進められているといいます。
サル痘にしろ新型コロナウイルスにしろ、
治療薬のない病気が流行るのは
非常に恐ろしいですよね・・・
ワクチンはあるの?
治療薬のないサル痘。
ならば予防するしかありませんが、
ワクチンは存在するのでしょうか。
残念ながら治療薬と同じくワクチンも存在しません。
しかし天然痘のワクチンである
痘そうワクチンがサル痘の予防にも効果があるようで、
サル痘ウイルス曝露後4日以内に
痘そうワクチンを接種すると感染予防効果が、
曝露後4-14日で接種した場合は
重症化予防効果があるとされています。
しかしながらこの痘そうワクチンは
日本国内では1976年以降接種が行われておらず、
世界でも接種はされていないそうで、
これが現在サル痘の感染が広がっている理由の
1つとして挙げられているそうです。
ここにきて過去の病気がぶり返してきたのですね。
何ともいやらしく感じます・・・
しかしパニックになる必要はありません!
正しい情報を手に入れて、
この先どうなってもいいように努めましょう!
サル痘についてのまとめ
いかがでしたでしょうか!
今回の内容をまとめると、
- サル痘の症状は、
体に水ぶくれができたり、
発熱や強い頭痛などもある。
水ぶくれはまず顔にでき始め
手のひらや足の裏にもできやすい。 - サル痘への感染経路は
感染した動物に咬まれること。
主にげっ歯類が宿主とされている。
人から人への感染は稀とされているが、
感染者の飛沫や体液、
水ぶくれに触れることによって
感染するとされている。 - サル痘の致死率は1%~10%。
新型コロナウイルスのピーク時の
致死率が約5.4%であったことから
新型コロナウイルスよりも
致死率が高い病気であることが分かる。
また現段階では治療薬もない。 - 治療薬がないのと同じく、
サル痘に対するワクチンも存在しない。
しかし天然痘のワクチンである
痘そうワクチンがサル痘の予防にも
効果があるとされている。
ただし日本では1976年以降
痘そうワクチンの接種は行われておらず、
世界でも接種が行われていないため、
今サル痘が流行り始めている理由の
1つとして挙げられている。
となります。
それでは今回は以上となります。
この記事を最後までご覧いただき、
ありがとうございました!